全身つよい倦怠と低体温10年 中医鍼灸+推拿治療 症例報告
2015-05-16
症 例 60代女性、全身強い倦怠、H26年6月来院。
主 訴:全身強い倦怠、低体温10年余り。
現病歴:10年前からつよい倦怠感、風邪もひやすく、徐々に腋下の体温35度、膝以下に冷たくて皮膚温が測れなくなり、常に赤外線のサポッダと靴下が2重3重しても、体が冷たくかんじ、腎臓内科、免疫内科、神経機能検査や近くの病院に受診しても、原因が分からないため、経過観察。いろいろな民間法を試したりしても、症状がひどくなる一方。体力が限界を感じ、仕事や家事にも支障が生じ、紹介で来院した。
現症状:つよい倦怠感、つま先が常につまずき、全身冷たい、特に両膝以下、両ひざも痛い、舌質淡紫、裂紋、脈沈遅、特に両尺部滑。
治療方法:鍼灸+気功推拿
治療効果:
・1回の治療で、倦怠感、全身が冷えも大分減軽した。
・3回目の治療で、倦怠感がだいぶ取れ、夜寝る際にお腹に暖かく感じる。
・5回目の治療で、出張先に長い階段でも荷物を持ちながらのぼれるようになった。
・8回目の治療で、体温が36.5度になった。体力はほぼ元気の時に戻るようなになった。
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