目開きづらい、視界が狭い、気分が沈み 症例報告 中医鍼灸+気功推拿

2015-06-08

症 例

40代、女性。

主  訴

一年前から目が見にくくなりはじめ、目頭や眉頭あたりが重く開きづらく、いつも違和感がある。

現症状

眼瞼が重くて開きづらい、眉頭、前額部、顔全体に常に重たいなど違和感があり、視界も狭くなるように感じていて、気分が沈む、目を開くのに顔中の力を使ている感じ、緊張が取れない、首や肩のこりも激しく、のどや肌が乾きやすい。脈左関沈弦細、右関弱細、両尺部沈遅滑。舌質紫黯。

診  断:痿証(眼瞼下垂?)

治療方針:健脾益気、疏肝活血

治療法:鍼灸+推拿(中医)

 ①配穴処方:足三里(補法)、百会、風池、太陽、太衝

②推拿療法:ⅰ頭部に推揉法、ⅱ膀胱経の推按・点按法 風池に揉按法。

治療結果:

・1回目の治療後、眼瞼が重くて開きづらい、眉頭、前額部、顔全体に常に重たいなど違和感がだいぶとれた、視界も正常状態に戻った。

・3回目の治療後、1回目の治療後、眼瞼が重くて開きづらい、眉頭、前額部、顔全体に常に重たいなど違和感が気にならない。肩こりもだいぶんとれた。精神的な緊張もたいぶんとれた。

 

 

 

 

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