舌の真中を噛む5年完治症例、中医・鍼灸・気候推拿
2015-01-15
舌の真中を噛む5年完治症例
症例:男性、70代。舌の真中を噛む5年。2014年4月来院。
主訴:舌の真中をよくかむ5年、特にここ1年、1日に2、3回噛むのもよくあり、
噛んだ後出血で口中に真っ赤になる。
望診:①舌の真ん中に1cm×1.2cmの大きさの肉球のあとがある。
②舌質が淡白、苔厚膩
触診:①両足から膝にかけて冷たい
②両寸口脈沈細無力、肝脈細弦、脾脈滑細、両尺部沈遅
頭部MRIの検査:異常なし
辨証:肝腎両虚、経脈失養
治療:鍼+気功推拿、週に2回
・1回目の治療直後には、全身あたたかい血液が流れているような感じ、全身がポカポカ。
・3回目来院時には、一週間のうちに軽く1回が噛んだが、出血もなく、痛みも軽くて済んだ。
…
・7回目の治療で完治した。
・現在でも週に1回、健康維持しにきている
*治療後の感想*
「症状あれば、原因必ずあるはず」という中医学の考えかたです。
発病する原因が判明することができれば、効き目の治療は当たり前のこととなります。
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