むずむず脚症候群治癒(推拿+鍼)の症例報告
症例紹介:むずむず脚症候群の治療
◇50代男性、むずむず脚症候群と診断された5年。平成29年3月来院
「病歴」
下痢っぽく10年ぐらい続いて、常に疲労感があり、特に4年ぐらい前から疲労感がひどく感じるようになり、右足がムズムズし、しびれでもない、痛みまでもない、無意識に足がピンピンと蹴ったりして、夜には睡眠まで影響し、時々、腰もいたくなり、病院でむずむず脚症候群と診断された。病院からレクサプロ、プロチゾウム、コワネル、セレモノン、オルメテックフニール、ドバコ-ルなどを処方され、効き目はあまりよくなく、ほかに鍼灸、気功、整体の治療を受けたが、ムズムズの症状の改善が見られない。当院HPを調べて来院した。
「弁証分型」:肝腎両虚、痰湿阻絡兼瘀血
「治療方法」:鍼+推拿
「治療効果」
・3回目の治療後大便が形でできた。腹部はってる症状は消えた。疲労感も減軽した。
・5回目の治療後はムズムズの症状も大分改善した、夜はムズムズして寝れないこともなくなりました。
・10回目の治療後は、ほとんどの自覚症状がでなくなり、ムズムズも完全でなくなった。ムズムズの症状はまだでてますかって聞いた時には、本人も、ムズムズ足症候群のことは、忘れるぐらいに良くなりました。
「治療感想」
症状さえあれば、中医学は発病する原因を推測するとこが可能であり、これが中医学理論の最大の特徴と優れたところです。患者の症状を改善するのが、医学の本質であり、治療者の最大の責任でもあります。患者の症状をなくすことは、なにより嬉しいことです。