五十肩 治療症例報告(1)
ここ1カ月に、中医総合治療センター(王霊芝鍼灸院・気功推拿整体院)にて、五十肩でご来院する患者が急増し、経過は最長2年のものもあれば、3か月のものあります。いずれも整骨院や整体院や整形外科のリハビリなどの治療を受けても、肩・腕の激痛や挙上困難、衣服の着脱困難、腕を腰の後ろへ回せないなどの症状の改善が見られないため、来院。
当治療センターは五十肩でご来院された患者の全員に、一回の治療だけで激痛がかなり緩和し、挙上可能となり。肩関節の可動域の激的な改善が見られた。これを報告します。
病例一 五十肩、80代の女性。五十肩3カ月
慢性肩痛、腰痛を持ち、今年の1月から急に右肩から腕にかげて激痛が走り、腕の前方及び側方挙上と腰の後ろへ回す動作が出来ず、右腕の激痛と腰痛のため、うつ伏せの動作は2分間が限界で、衣服の着脱も左手の協力なしではできない、夜中でも痛くて何回も目が醒めるなどの症状が出現。近くの整形外科にて五十肩(関節周囲炎)と診断され、痛み止めの注射とリハビリの可動域の訓練の治療を2カ月間受けたが、激しい痛みと可動域の改善がなかなか見られなかった。前方からの挙上角度は125度が最大で、紹介で当治療センターに来院。
治療と結果
頭鍼と肩周りの鍼30分と気功推拿20分の一回だけの治療した後、治療結果を患者本人が今まで一番困っている以下の項目より検証テストしました。治療結果は
① 治療後の衣服の着脱と以前の比べる→→→少し痛み感じるが、全然楽になった。
② 座位での挙上角度と以前の比べる→→→右腕の前方挙上は125度くらいから170度ぐらいに、側方挙上は頭の上で、左右の手がほぼそろうようになった。
③ 結帯動作→→→右手を腰部の後に回して左の腰部に届くようになり、右手で左腕の袖を引いて、服を抜くことが出来るようなった。
治療感想
なんらかの原因で、肩を構成する筋肉や靭帯への血流に影響し、血流の阻止される程度によって痛みの程度が異なり、激痛は血流の流れが極端に良くないために生じ、局所の血流を促進することにより痛みの緩和は可能となる。