ひどい倦怠感10数年、SAD、記憶の低下、口喝、ろれつ3年 症例報告

2015-03-06

・症 例

40代男性、10年ぐらい前からひどい倦怠感が感じ、大阪、東京、京都などの病院10か所にまわって診断してもらったが、いずれも原因不明という結果でした。症状がどんどん進行し、ドキドキ、思考力も低下し、記憶力も低下し、夜に2時から寝て、朝の8時起きるまでに4~5回目が覚める。昼の仕事がしんどくて体力の限界まで感じる。2004年SADと診断され、セオノマール、セニラン、セパゾンを各1錠、1か月間服用したが症状が改善が見られない。そのご、アーテン錠1ヶ月間、桂枝加竜骨牡蛎湯と半夏厚朴湯1年ぐらいを服用したが、症状が徐々に進行していく。ネットで当院のHPを検索して来院。

現症状:ひどい倦怠感、四肢および全身がだるい、寝つき悪い、ドキドキする

ろれつがひどい、口が渇きやすく、1日15本飲料水も足りない、大便4~5日に一回、便色が黒いごろごろの塊、舌質が紫暗、苔が黄色、厚く少津乾燥

望 診:顔色、全身萎黄、特に手足の裏。

中医辨証(診断):脾虚肝鬱、湿阻血瘀

治 療:鍼+推拿

結 果

・3回目の治療後、夜11時から朝の9時まで寝ていた、口の渇きがましになり、15本の飲料水から6本まで減りまし、倦怠感が耐えるようなった。

・7回目の治療で、大便が毎日出るようになり、おならも増えて、腸のう動きが良くなり、食欲も出てきた、疲れがあるが、ひどい倦怠感は出なくなっている。

・現在も内臓に対する治療の最中です。

 

Copyright(c) 2012 Chuichiryocenter All Rights Reserved.