五十肩 中医治療症例報告(2)
病例二 48歳の女性 五十肩3カ月
〔症状〕
今年の1月に、東北地方に出張の際に、重たい荷物をもってから左肘にひどい痛みが出て、近くの整体院で整体を受け、2月にはってから、左肩も激痛を感じ、服の着脱は左手だけでは困難、机の上からコップを持ち上げることができない、前腕が回内回外動作をすると激痛が走る。来院時には右肩と左大腿関節の痛みも出ていた。
〔治療と結果〕
頭鍼と肩周りの鍼30分と気功推拿20分の一回だけの治療後には、右肩の痛みが完全に取れ、左肩の痛みもかなり取れ、左腕の回内回外動作をしても、痛みの感じがなくなり、水を入れたコップを持つことが出来るようになった。
〔治療感想〕
この患者の発病原因は、筋肉の軽い損傷と冷えが考えられ、経過は3カ月で短いということもあるため、局所筋肉の血流を促進することが出来たら、速効的に痛みの緩和が可能となる。
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