糖尿病により下肢動脈閉塞症の治療症例

症  例 70代の男性 糖尿病により下肢動脈閉塞症
糖尿病と診断された13年目、2013年3月に右膝窩動脈閉塞と診断され、カテーテル治療後。
現症状:
下肢や足元に常に冷たい風が当たるような感じしびれも伴い、時にふくらはぎから足指先に痛む、動悸、息切れ、不整脈、寝つけよくない、舌がまわりにくく、ろれつがひどい。
望  診:
*顔のほほ部に赤

*足の色に少し青っぽい、
*舌淡紫、苔白膩
聞  診:
・呼吸浅い
・ろれつがひどく、舌がまわりにくい。
触  診:
・下肢や踵とつま先がつめたい
・脈沈緩細、両尺部に沈遅,無力
辨  証:気滞血瘀、肝腎両虚
治療方針:疏肝理血化瘀、補肝益腎
治療法 :漢方+鍼+気功推拿
治療結果:
*初回の治療後による睡眠薬を飲まなくても、夜にぐっすり寝れるようになった。膝の冷えがましになった。
*5回目の治療したあとには、つま先に少し冷え感が残っているが、膝以下や踵の冷えは消失した。
*ろれつがよくなり、言葉も聞き取りやすくなった。
*8回目には足や下肢の冷えが完全に消失した。
治療感想:
糖尿病の合併症の一つとして下肢の動脈が閉塞し、血流が流れにくくなり、足とか壊死がよくある。さらに、糖尿病が長期化すると内臓が低下し、体内に毒素も溜まっていて、心と脳の血管の働きにも影響され、舌のろれつもひどくなり、治療は肝腎の働きをよくし、血流の促進が重要である
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